勝屋
築三〇年は過ぎている、ごくごく普通の二階建ての民家。
オーナーさんの持つ骨太で素朴な雰囲気や、気さくなお人柄
を思いながら、デザインをふくらませました。
「中国の飲茶屋さん」をテーマにのぞんだ焼鳥屋さん。
大将(オーナー)の串を焼く姿に惚れ、
オープンキッチンスタイルを採用しました。
床は土間、落ち着いたピンクの左官仕上げの壁、濃いこげ茶
色の
木の天井、古いガラスの丸い窓。
活気あふれる中国の街並みと厨房での躍動感あふれる
仕事振りを
重ねました。
肉が焼け、脂がしたたり、炭が燃え、煙が上がる。
この一連の営みを目の前で、五感を全てで感じてください。